(*'▽')ノ こんにちは!
出雲に行ってたくさんの神社をお参りしたのですが、
「ご縁」にご利益があったり、
考えや解釈によっては
「ご縁」にもお力をお持ちなのでは?
という神様がたくさんおられました。
そんな出雲で「へぇ~」って思った神社が
「万九千神社(まんくせん)神社」
御由緒
出雲以外の神無月(出雲は神在月=10月)に日本の全ての神様が出雲に集まり、様々なご縁にはじまり、いろいろなことを話し合い(神議り=かみはかり)ます。
その際の最後にこの万九千神社へ立ち寄って会議を締めくくり、宴(直会=なおらい)を行ってそれぞれの土地へお帰り(神等去出=からさで)になります。
万九千神社は、神在祭(毎年の神在月、旧暦10月)に際し、全国から出雲へと参集された八百万神が最後にお立ち寄りになるとの神話を今に伝えています。 八百万神は当社において、出雲路における神議り(かみはかり)を締め括り、神宴(直会=なおらい)を催したのち、神在月26日から翌未明にかけて諸国へと お旅立ち(神等去出=からさで)なさるとされています。
万九千神社HPより
万九千社の創祀、創建は定かではなく、奈良時代に編まれた『出雲国風土記』や平安時代の『延喜式』にみえる「神代(かむしろ)社」、「神代神社」が、のち の「万九千社」にあたると伝えています。少なくとも約1300年前には、その歴史をさかのぼることができます。中世になると、当社は「神立(かんだち) 社」(鎌倉時代頃)や「神達(かんだち)社」(安土桃山時代)と称されていました。近世になると、「神立大明神」、「万九千大神」などと称され、明治維新 以降は、立虫神社(旧村社)の境内社(旧無格社)、「万九千社」として祭られています。
万九千神社HPより
御祭神
以下万九千神社HPより。
同じ神様でも呼び名がたくさんある場合もあるようです。
なので神社HPの呼び名を使います。
櫛御気奴命(くしけぬのみこと)
「くしけぬのみこと=熊野大社の神様=須佐之男命」と言われている。
食物の神。農業をはじめとする生産を司られる。
少彦名命(すくなひこなのみこと)
大穴牟遅神(くおおおなむちのみこと=大国主命=出雲大社の神様)と協力して国土を開拓され、葦原中津国(地上の世界)の国造りを果たされた神。農耕をはじめ、諸産業、医薬の道を司られる神。
大穴牟遅神(くおおおなむちのみこと)
出雲国をはじめとする国土を開拓され、葦原中津国の国造り、国譲りを果たされた神、農耕、漁業の諸産業、医薬、縁結びを司られる神。またの名を大国主大神、所造天下大神、杵築大神などと称し、出雲大社の主祭神。
八百萬神(やおよろずのかみ)
毎年の神在月に、日本中の天神地祇(あまつかみくにつかみ)が、当社の磐境、神籬に参集され、神議りや直会をなさることにちなみ、国内全ての神々をまつる。
ご神徳
天下泰平・諸願成就・風雨順時・五穀豊穣・諸産業繁栄・良縁成就・病気平癒・医薬発展・牛馬安全・会議宴会円満・飲食業繁栄・商売繁盛・旅行交通安全・起業、進学、就職成就 など
境内
拝殿
私が参拝させていただいたときは、新しい拝殿が完成したばかりのときだったようで、まだ大工さんが小さな作業をされていました。
(写真右下のグレーのものは大工さんの工具箱です。)
なので、木がきれいな色でした。
いつか再び訪れた際に、神様の宴によってどのような色になっているのか楽しみです。
(゚Д゚)ノ ちょっと工具箱が残念でした・・・
磐境(いわさか)・神籬(ひもろぎ)
神様が降臨される場所?(入口なのかな?)それとも八百万の神とつながっているのでしょうか?(八百万の神様はそれぞれのお家に帰っちゃいますからね)
とにかく八百万の神が宿っているものです。
お守り・授与品
お参りのあとに授与所に行くと遷宮記念?のお米とお神酒を頂けました。
(もしかしたら、いつもいただけるのかもしれません)
とても人柄の好さそうな神職さんが話しかけてくださり、御由緒を教えてくださいました。
そして、万九千神社ではお守りやお札、お神酒の他にジンジャーエールもお神酒替わりとしていただけます。
アクセス
住宅街のど真ん中にあった気がします。
カーナビがあれば連れていってもらえると思います。(私もそうでした)
おわり
お米(つぶ)をいただいて食べたり、ジンジャーエールがあったり、新しいピカピカの拝殿だったり、大工さんが邪魔だったりとたくさん参拝した出雲の神社の中でも結構印象深い神社です。
八百万神様の2次会会場?の万九千神社。
ぜひ出雲に行った際にはご参拝ください。
明日もいいことあるといいな。
では。