(*'▽')ノ こんにちは!
出雲開運の旅の旅行記。第7弾です!
伊奈西波岐神社(いなせはぎじんじゃ)の次は、
ご由緒に「伊勢神宮は昼を護り、日御碕神社は夜を護る」とある、
日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)です。
日本の神様の中での最高の地位にあるという天照大神(あまてらすおおみかみ)。
ご存じのとおり伊勢神宮に祀られている日本の総氏神です。
しかし出雲大社のある出雲に、大国主から葦原中国を半ば強制的にもらった形の天照大神を祀る神社があるとは思いませんでした。
日御碕神社
日御碕神社には神殿が二つあります。
日が沈む宮と書く「日沈宮」と「神の宮」です。
現在の社殿は、西日本では例のない総『権現造』で、徳川三代将軍家光公の幕命により、寛永14年(1637)藩主京極忠高が着手し、同21年(1644)藩主松平直政によって完成しました。桃山時代の面影を残す貴重な神社建築として、14棟一括重要文化財に指定されてています。両本殿とも内壁や天井には、狩野派、土佐派の絵師たちが腕を競いあった壮麗な壁画があります。
日沈宮
ご祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ)
御由緒
日沈みの宮の遠源は、神代の昔に須佐之男命(すさのおのみこと)の子供である天葺根命(あめのふきねのみこと)が、現在日御碕神社がある場所に近い経島という場所(ウミネコの繁殖地で有名)に天照大御神の御神託を受け祀ったことが起源と伝えられている。
「日の出がある伊勢五十鈴川の川上に異世代神宮を鎮め祀り、日本の昼を護り、出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を建て、日御碕大神宮として日本の夜を護らむ」
古来より日御碕は夕日を静かに見送り太陽を鎮める霊域とされていました。
今から約1000年前に村上天皇の命により現在の地に移りました。
神の宮
ご祭神
素戔嗚尊(すさのおのみこと=須佐之男命)
御由緒
須佐之男命は出雲国の国土開発の始めをされた大神と称えられ、日御碕の『隠ケ丘』は須佐之男命の神魂の鎮った霊地と崇められました。
今から2500年前に安寧天皇の命により現在の地に移ったそうです。
ご利益
天照大御神の『和魂』素戔嗚尊の『奇魂』の霊威を戴き、
国家鎮護・厄除開運・交通航海の安全・良縁・夫婦円満・安産・家業繁盛
アクセス
島根県出雲市大社町日御碕455
JR出雲市駅→日御碕行きバス終点まで→徒歩すぐ
おわり
本当は朱色のとても色鮮やかな門があるはずなのですが、工事中で拝見することができませんでした。
「日沈宮」は写真があったのですが、「神の宮」の写真は撮らなかったのかなぜかありませんでした・・・
とはいえ、朱色の鮮やかな社殿はとても印象深いと思います。
また、特に太陽の神様である天照大神が夜を護る神社とは珍しいです。
当日は曇り空だったのですが、晴天でしたらさらに朱色が際立ってきれいに見えたのではないでしょうか。
上記の説明はこちらの立て看板より口語にしてわかりやすく書きました。
この門からすぐです。
明日もいいことあるといいな。
では。
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