©いらすとやさん
青春というにはちょっと早いかもしれませんが、
中学生時代「三毛猫ホームズ」シリーズはかなり読んでいました。
当時刊行されていたものは全て読んでいたはずです。
調べたら現在も刊行され続けているそうです。
赤川次郎さんすごいです。
ただ、いま考えると事件解決に行き詰ると三毛猫(ホームズ)がヒントをくれるというなんとも便利な設定・・・
とはいえ、中学生にはとても楽しく読ませていただいてました。
赤川次郎さんの小説が全てそうなのかどうなのかはわかりませんが、説明的なものを登場人物がしゃべって物語が進んでいき、極力説明文が無いところがテンポよく読める&とても読みやすかったのを覚えています。
本屋さんで未読の単行本を購入し、自転車で帰宅後すぐに読みはじめだいたい3時間くらいで読み終えていました。
なんであんなにウキウキだったのでしょうか・・・?
殺人事件の小説買ってウキウキで帰る中学生・・・
ちょっとやばいですね。
自分では全く本なんか読まない子供だったと思っていたら、ミステリー小説は読んでいたんですね。すっかり忘れていましたよー。
1mくらいある本棚の端から端まで「三毛猫ホームズ」の青いカバーが並んでいました。
きっと全て読んでしまったのでしょう。
ある時から「浅見光彦シリーズ」に移っていきました。
三毛猫ホームズがテレビ映像化されたものは見たことがないのですが、浅見光彦シリーズは映像から入りました。
「火曜サスペンス劇場」です。
いろんなシリーズがあって楽しみでしたねー。
この火曜サスペンス劇場で「浅見光彦シリーズ」が大きくヒットする前に映像化されていて、テレビで放映するのを待ってられず原作を読むようになりました。
やはり刊行されているものを全て読んでしまい、次に宮部みゆきさんの作品を読んだりしましたが、高校へ進学すると自転車通学だったこともあってほとんど読まなくなってしまいました。
こう振り返ると中学生でミステリーばかり読んでいたのはどうなのか?って感じですが、読んでいた理由は殺人者側に魅力を感じていたわけではありません。
どんな許せない犯人でも「必ず暴かれて逮捕される」からです。
勧善懲悪ですね。
最後の方で、物語が解決に向かうあたりの文字を読むもどかしさをちょっと思い出しました。
せっかくなので1冊くらいミステリー小説を読んでみようと思います。
(゚Д゚)ノ 青春の1冊と言ったら恋愛小説や、恩田陸さんとかがでてくるんだろうな・・・
今週のお題にちなんで書きました。
特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE