(*'▽')ノ こんにちは!
たまたま聞いた
宇宙飛行士の方が、宇宙から光の柱が立っているのが見えた。どうもそれが茨城県の御岩神社らしい。
という話からお参りに行った御岩神社。
『188柱(神様は1人2人ではなく「柱」と数えます)ものとんでもない数の神様が祀られている御岩神社』
と思っていたら、御岩神社に4柱+22柱(これだけでもすごい!)。御岩山全体で188柱だと知りました。
前回は御岩山の麓にある「斎神社」と「御岩神社」までお参りをしました。
さっそくすごい看板が!
(゚Д゚)ノ あははははははは、大変だこれ!
せっかくなので、山登り開始です!
ちなみに表参道から登って、裏参道から下ります。
御岩神社HPより
結構な山道感がありました。
ところどころに苔がたくさん生えていました。
湧き水なのか、雨なのかわかりませんが、地面もぬかるんでいるところが結構あるので、登りやすい靴を履いて、リュックなので来たほうがいいと思います。
やっと「かびれ神宮」が見えました。
賀毘礼神宮(かびれじんぐう)
社殿前に今上石と呼ばれる巨石があり,この岩の奥からわき出た水が御多満里の池となっていた。徳川光圀が大日本史を編纂するにあたり,この池の水で筆染めの儀を行ったとされている。
表参道奥宮。
御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
日本の総氏神で最高神で太陽の神様です。伊勢神宮内宮に祀られています。
御祭神:邇邇藝命(ににぎのみこと)
天照大御神の子である天忍穂耳尊(あめのおしほみみ)と、高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)の娘である栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)の子。
天照大御神の命令を受けた建御雷神(たけみかづちのかみ=鹿島神宮の神様)と天鳥船神(あめのとりふねのかみ=息栖神社の神様)が大国主から国譲りを受けて葦原中国の統治権を確保する。 その後に天照大御神の命により、ニニギノミコトは葦原中国を統治するため高天原から地上に降りたという。これを天孫降臨と呼ぶ。
農業の神様として信仰されているそうです。
御祭神:立速日男命(たちはやひをのみこと)
詳細が調べても出てきません。常陸国風土記にのみ登場する神様のようです。
茨城県神社庁HPにある、立速日男命を祀る「薩都神社」のページによると、
立速日男命は、松沢の松の木に降臨された。この神は崇りをなしたため、朝廷は、片岡の大連を派遣し神に祈願し、「この地は、人家に近く穢れ があります。ここを避けて高い山の清浄な所にお移り下さい」と申し上げた。神はこの願をお聞き入れになり、延暦 19年(800年)賀毘礼の峰に移られた。この社は、石の垣 が作られ、その中には仕える一族が住んでいる。また、宝物・弓・鉾・釜等がすべて石となって存っている。およそこの地を 飛び渡る鳥もこの地を避けて飛び、今も昔も変わらない。 (『常陸風土記』)
(茨城県神社庁HPより)
とあり、この地域を神の時代に開拓された神様だっだけど、人間がお願いして山へ籠ってもらったということでしょうか。
里川沿岸、佐都の郷(常陸太田市南部)における開拓の祖神として伝えられ、殖産興業、五穀豊穣、家内安 全、商売繁盛、厄除けなどにご利益があるといわれ、信仰されています。(茨城県神社庁HPより)
社殿
山の中にこんな立派な社殿があるのが不思議でした。
今上石
でっかい石でした。
光圀公が来た時もあったのですもんね。
そう考えるとちょっと不思議です。
句碑
斉昭公(左)と光圀公(右)の句碑があります。(たぶん)
湧き水?(霊泉)もありました。
いよいよここから本格的に急な坂道になった気がします。
「えっ!こっち?」みたいな。
ちょっと行くと裏参道との分かれ道があります。
行きは左です。
同じような感じが続くので、写真は1枚だけです。
そしていきなり現れます。
これが『光放つ柱』!
頂上方面へ行く岩を登っていく途中で、少し降りるといきなり現れました!!
案内看板とかはありませんので、頂上付近へ行かれたら周囲に注意しつつ気を付けて探してください。
こんな岩がゴロゴロしている場所です。
頂上はこんな感じ
かびれの高峰
戦前の茨城四十五景、戦後の茨城百景の一つで海抜四九二メートル。至る所に奇岩怪石がそびえたち変化に富み訪れるものひとしくその異観に驚かされる。古代より信仰の山として祀られ祭祀遺跡が発掘されており中世より修験の山としてさかえ山伏など信仰者が登拝した。頂上は太平洋を一眼に遠く那須連山を一望にでき、現在はハイキングコースとしても多くの人々が訪れる。
(御岩神社HPより)
古くからの人々と同じように山を登って、山からのエネルギーをもらって、なんか不思議です。
裏参道からの帰り道
帰りは裏参道から帰りました。
三宝荒神
途中、小さな祠?がありました。
さんぼうこうじん(さんぽうこうじん)は、日本特有の仏教における信仰対象の1つ。仏法僧の三宝を守護し、不浄を厭離(おんり)する仏神である。
薩都神社中宮
いきなり開けたところに鳥居と社殿が。
裏参道奥宮。常陸太田市里野宮町の薩都神社の奥宮。立速日男命を祭る。薩都神社の社格は延喜式内社、郷社。
御祭神:立速日男命
この神は常陸国風土記以外に記載が見られない。別名を速経和気命といい,これは速く光るものという意味であり雷神と考えられている。
この先はゆったりとした道が続いていました。
おわり
なかなかのながーい道のりだったのでちょっと大変ではありましたが、行ってみてよかったです。
伊勢神宮のようにピシッと整えまくった神域というのもピリッとしましたが、御岩山では石碑などは古いままのものが多く、木々も太かったり、あまりに広く手入れが行き届かない感じが逆に歴史を感じて、こちらも神様がいるかもしれないと思えました。
寒く無く、暑くもない頃に装備を整えてぜひ行ってみてください。
長い記事を読んでいただきありがとうございましたー。
明日もいいことあるといいな。
では。